« 単なる定期更新です。 | トップページ | いふ☆すた あなざーでぃず③  »

週刊こな★かがっ!!

こんにちはyo-koです。

週刊こなかがの作業の方も、何とかこれで一段落。
今回は、「週刊こなかが第二弾!(以下 wkk2)」の紹介と、そちらに掲載されます、私の書いたSSの紹介と世界観、短編SSなどを載せていきたいと思います。


沢山の素晴らしい、ここだけしか見られない力作SS、力作挿絵が目白押しです。
そしてきっと納得の分厚さ(まだ本物見てないですが、前回よりも絶対厚いw)。読み応えは充分です^^
大好評、ひよりん新聞も鋭意製作中……らしいです^^
こなかが好きが丹精こめて作りました、こなかが好きの為の一冊。
見かけたら、手にとって頂けましたら嬉しいな♪


ではではSSなどは、下に続きまーす。

追記6/17 : ついでに挿絵なんてつけてみましたー^^
初めて描いたにして上出来上出来♪

追記6/18 : 大変な誤字を……っ、っていうか勘違いしてました><
発見者並びに教えてくれた方、ありがとうございます!
まだありそうな予感……。恥ずかしい///

私が投稿しましたSS。
話の設定自体は、もう完結しています『いふ☆すた エピソード』からの派生でして、幕間1.5話~収穫期~の後、かがみにラブレターが届かずに、そのままの想いで三年生になったある日、と言うIFストーリーです。

ずっと想いを隠し続けた想いを抱いて、二人は何処に行くのでしょうか。
そんな感じのストーリー。
某有名幻想小説のパロディだったり、色々と酷かったり、やったら長かったり……。
あぁ、これでは販促にはならないですかTT
そちらでは掲載されていない、序盤のかがみ、こなた視点のSSをここから下に挙げておきまーす。



――――――――――――――――――――――――――


~ 相思列車の旅 ~



『 序章 1.天上の夜空 』


――あれから、幾つの星と夜とを数えただろうか。

遠いあの日から、絶えず変わらない想いだけを持ち続けて、
私は今、何処に行こうと言うのだろうか。

何度も、眠れない夜を過ごして。
何度も同じ、叶えられない約束をして。
私はまた今日も、あの星が漂う空の海に、誓いの言葉を並べる。

――今日は、星巡りの日だ。
あいつと知り合ってから、もう三度目になる特別な日。
月明かりも無い深い暗闇の夜空を、銀や金の光りの帯が、
真っ直ぐと突き抜けるように、ひとつの塊となって地平の彼方まで続いている。

『 私 』は、その空に向かっていっぱいに腕を伸ばし、そこにあった虹の一粒を掴み取る。
ゆっくりと腕を下ろし、私はその手を胸の前で広げた。
虹色の光りを帯びていたそれは、私の目の前で輝きを徐々に失い、そうして、紫色をした鉱物のように変わった後、すぅっと手のひらの上で溶けて、長細い形をした一枚の紙切れに変じた。
それはさっき見た紫の星と同じ淡い光色を放ちながら、私の手に収まる。

これは、特別な切符。
今日私は、あの星空のあいだに帰るんだ。

遠い夜空から、小さな汽笛の音が鳴った。
もう、始まりの刻限は近い。

「……行って来ます――」

手のひらにあった紫色の切符を私は握りしめ、
すぅっと窓から現れた、薄いガラスで出来たような透明の階段に、
私は一歩、片足をかけた。



☆ ★ ★



『序章 2.真実の想い 』


かがみの『 本当 』は、いったい何処にあるんだろう。

かがみの家で、誕生祭を終えた日の帰り道。
公園の、ブランコの鎖がきぃきぃと擦れる音を聴きながら、
私は一人、そのゆっくりとした揺れに体を預け、満天の夜空を眺めていた。

虫達が出す小さな声と、鉄の鎖が軋む音と、私の微かな呟きと…。
そんな、いつもは聞こえないような僅かな音達が、今はこの世界のすべてで。
星達は、何も私に語りかけることなく、静かに静かにその光りで、地上にあるものすべてを薄く照らし出しているだけだった。
手を伸ばせば届きそうなくらい近くに見えるあの瞬きも、実際に手を差し出すと、ただ、空を握るような感触が返ってくるだけだ。

近くにあるように見えて、遠い。

――まるで私達の関係だな。

今日、かがみはずっと笑顔だった。
私にいっぱい笑いかけてくれて、私もかがみにいっぱい笑顔をあげて。
……なのに、とてもとても寂しいんだ。
私には、かがみの笑顔が全部、泣いているように見えたんだ。
「どうしたの?」って聞きたいのに、その言葉は喉の奥で止まり、
私のココロと一緒に、ごくりと中に飲み込んでしまう。
きっと、私の声は届かない。
どんなにたくさんの言葉を並べて、
どんなにかがみのことを想っても、
私ではかがみの『 本当 』には届かない。

――寂しいよ、かがみ……。
――会いたいよ……。

眼前の光りはただ瞬くだけ。
月明かりも無い深い暗闇の夜空を、銀や金の光りの帯が、
虹色の光沢を放ちながら、ゆったりとうねって流れをつくり、ひとつの塊となって地平の彼方まで続いていた。

「……まるで、たくさんの流れ星だね」

私はポツリと呟く。
これだけたくさんあるのなら、どれかひとつくらい
私の願いを聞いてくれるかな。

星のより近くにあるように、と、私は腰をかけていたブランコの椅子からすくりと立った。
胸の前で、両手同士をしっかりと握り交わし、瞳をゆっくりと閉じる。

私の想いは、きっと届かない。
でも……だけど……。

――どうか。
――どうか、どうか……。


Photo_3



「かがみの本当に、会わせて下さい……」







願い事は一回。
私の想いをすべて込めて。
そのまま、少しの時間、黙祷を捧げていた私の瞳から、銀のしずくの一滴が、頬を伝い、流れて落ちた。
これは私の想い星。
空に昇ることも出来ずに、地面に落ちたその想いの痕を、私は静かに見下ろして、そうして、もう一度、空を見上げたあと、

がちゃん……っ!

ブランコの椅子が激しく揺れる音を静かな公園に残しながら、
家まで続く小道に向かって、駆け足のまま飛び出した。





――――――――――――――――――――――――――

こんな感じな作品です。
お読みいただけましたら幸いです^^

|

« 単なる定期更新です。 | トップページ | いふ☆すた あなざーでぃず③  »

アナザーディズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 単なる定期更新です。 | トップページ | いふ☆すた あなざーでぃず③  »